株式会社にするデメリットは本当にデメリット?

株式会社にするデメリットは幾つかあると書きましたが、本当にそれらはデメリットなんでしょうか。

「株式会社」にするデメリット

  1. 設立にコスト
  2. 法人住民税が必ずかかる
  3. 役員の任期がある
  4. 儲けたお金を自由に使えない
  5. 社会保険料の負担
  6. 税理士のコスト
  7. やめる時も費用と手間

1と2についてはこちら

3.役員の任期がある

株式会社には取締役という役員と株主総会が必置となりますが、その役員には2~10年の任期があるため、任期経過時や途中で変更する場合に登記変更する必要があり、費用と手間が生じます。
※役員とは、会社法上でいうところの取締役、会計参与、監査役のこと

社長=取締役として株式会社を設立した場合であっても、任期の度に登記手続きを行わなければなりません。印紙代は1万円で司法書士に依頼すれば費用として5千~1万円くらいかかります。またこの役員変更等の登記を怠ると法律により罰せられます。

 

4.儲けたお金を自由に使えない

個人事業なら事業で得たお金をどのように使おうと自由ですが、会社の場合は社長であっても事業で儲けたお金を自由に使うことはできません。

じゃあ、自分で社長の給料を増やせばいいじゃん!と考えても年に1度しか変更できません。

 

5.社会保険料の負担

法人化すると、健康保険と厚生年金保険の加入が義務として必須となり、その保険料は会社と従業員である本人とが折半することとなります。

当然、従業員が増えれば増えるほどその負担は大きくなります。

 

6.税理士のコスト

個人事業の場合は簡易簿記という容易な帳簿で済みますが、会社の場合は貸借対照表・損益計算書などといった会社の状況を正確に示す複式簿記が必須となります。

簿記2級くらいの知識があれば自分で行うことも勿論可能ですが、手間暇を考えれば専門家である税理士に依頼した方がいいでしょう。コストは年間10万円~くらいでしょうか。

 

7.やめる時も費用と手間

個人事業の場合であっても、事業をやめる時はいろいろ手間は生じるかと思いますが、会社の場合は登記を消すために解散登記(30,000円)しなければならず、その他にも税金や精算の手続きが必須となります。

 

まとめ

デメリットととして挙げたものに共通するのは、いずれもコストが発生するということ。

当たり前ですが、ビジネスを行う以上コストは必要不可欠です。シビアになることは必要ですが、挙げた1~7は頑張って削れる類でもないし、ケチれるトコでもないような気がします。

個人的には、責任ある経営者としてやっていくのであれば、意識を高める上でむしろ良い刺激にもなるのではないでしょうか。

 

 

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About the author

伊藤真吾
伊藤真吾
・Certified Administrative Procedures Specialist(行政書士)
・Immigration lawyer(入国管理局申請取次届出)
・Certified Skilled Worker of Financial Planning(2級FP技能士)
・Personal Information Protection Professional(個人情報保護士)
IT業界で10年間コーディネーターとして幅広く業務を担当。
2016年これまでに得た経験を活かすため行政書士に転身。
その後1年間の下積みを経て行政書士伊藤真吾事務所を開設。
趣味は、深夜の一人映画館と断捨離とバイク。家は小遣い制。
【Affiliation】
日本行政書士会連合会 登録番号 第16081519号
東京都行政書士会   会員番号 第11086号
【Other qualifications】
調理師免許
大型自動車免許
中型自動二輪免許

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